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2010年はどんな年?
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| 2010年がどんな年かをひと言でいえば、まず「溶解」の年ということができます。 メルトダウン、つまりこれまでしっかり形として見えていたあなたとり巻く世界、社会システムや経済システム、国際関係、あるいは常識となっていた考え方やシステム、価値観といったものが、ぐにゃぐにゃになって溶けはじめ、やがて形をなさなくなってくるのです。 まず、あなたの目に見えていたものにほころびが現れ、それが月日を追って顕著なものになってきます。 誰もがわが目を疑いますが、やがてそれを受け入れざるをえないことと諦め、ま正面から対応をはじめます。 でも、この変化は生半可なものではありません。予想を覆すほどの変容ぶりなので、心の準備ができないまま、人によってはただおろおろと狼狽するばかりとなるでしょう。 とはいえ、この世に普遍的なものなどありえません。そうした大きな変容も、新しいルールをつくるための取り崩しだと考えれば、前向きに対処することができるはずです。 困ったことは、「溶解」がすんなり始まるとはかぎらないことです。 どこまでも膨張して、ぎりぎりになって破裂する場合も多いでしょう。悪いものがウミを出すまで、悪化は極限まで続くのです。そうした跡の混乱は、急激なだけに人々に大きなショックを与えることでしょう。 「溶解」に終始する一年ですが、これまでの世界が溶け去った後に曝された跡には背後の旧いものが姿を現します。 それは、かつて見えていた表の世界を動かす裏の仕組みであったり、人々を信じさせていた虚構であったり、背後にあった権力構造などでしょう。 人々はこうした見苦しい姿を見て失望し、もっと古くから親しんできたものに戻っていきます。 伝統文化であったり、民族固有の価値観だったりします。 こんな不安定な社会傾向が続くうちに、人々の心に不安と閉塞感が漂いはじめます。ストレスを歪んだかたちで発散する人がいる一方で、無力感に押し流され、なにをする気力も湧かない人も出てくるかもしれません。 そんな中、人間的な弱さを肯定するムードが生まれ、やさしさの価値が見直されてきます。 便り頼られる人間関係を再評価するようになってくることでしょう。 ファンタスティックなものや、温もりのある世界に救いを求めたり、宗教に救済を託す人も現れてきます。 オカルトブームが再来することでしょう。UFOやアセンションといった話題が、これまで以上に人々の関心を引きつけることになります。 自己陶酔型のレジャーを脚光を浴び、ダンスや音楽、官能世界が人々を魅了することでしょう。 やさしさををも求める社会風潮から、医療、介護、保険といった分野が注目を集めます。そしてそうした分野の改革がいっそう求められることでしょう。 さて、2010年を推し量るもうひとつのキーワードは、「契約」です。 結婚、雇用契約、国際条約といった人と人、国と国の結びつきに試練が訪れ、再調整が求められます。あたしい結婚のスタイルが模索されると同時に、お見合いなどの古風な結婚の形体が、再評価されることでしょう。 条約については、検証や締結に大きな試練が訪れるはずです。ただ、時間はかかっても、ここで結ばれた条約は厳密に遵守されていくことでしょう。 2010年のファッションを見ていきましょう。傾向は、柔らかな素材のもの、フェミニンで甘さのあるものがもてはやされます。ふわふわとした飾りの多いもの、ファンタジックな萌え萌えなものも好かれるでしょう。 人気の女性のタイプは、ズバリ「癒し系」。波うつようなロングヘア、アニメから飛び出してきたような、あたりがソフトで瞳のやさしい女性。 こうしたタイプの女性は、依頼心が強く甘えん坊ですが、男性にはそれがたまらない魅力のようです。 国内では、旧い日本を解体する作業が進みますが、戦後政治の総決算はまだ先です。経済政策、日米関係の見直しには難問山積みです。 経済面では、リーマンショック(実はもっと根が深いのですが)に端を発した金融恐慌がいよいよメルトダウンの局面を迎え、それが国内の混乱に拍車をかけます。 ドル紙幣や米国債の際限ない増刷によってもたらされるハイパーインフレがドルの大幅な下落、超円高を生み、輸出企業は大打撃を受け、やむなく生産拠点を海外に移していきます。それにともない、国内でもいわゆる空洞化が進み、失業率が増大するでしょう。 懸念される景気の二番底は、春先にかけて起こり、夏の終わりから秋口にかけて再度の言葉は大規模なショックが始まり、年内いっぱい続くことでしょう。 国際政治では、米国の衰退により新しい国際関係の秩序が模索されますが、先進国間、あるいは先進国と発展途上国間の対立が続き、妥協は見いだされません。 また、金融危機後の新しい国際的な通貨システムの枠組みづくりが模索されますが、諸国家、諸勢力の利害対立からはかばかしくは進展せず、混乱のうちに一年を経過することでしょう。 ただ、欧米の金融危機、中国のバブル、発展途上国の債務不履行等によって進むメルトダウンの只中にあって、相対的に健全な日本が改めて見直される場面は多々あるでしょう。 |
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2009年はどんな年?
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| 2009年は、「破局」と「変化」年です。古い体制が崩壊し、考えてもみなかったまったく新しい体制が整いはじめます。その大きな混乱の中で、新しい飛躍の芽も生まれてくるでしょう。 今年は、これまでの連続性が途切れ、断絶が起こる年です。そして、まったく新しいターゲットが認識され、そこに向かってスタートが切られるのです。 これまで想像できなかった新しい技術やシステムが生み出され、社会のあり方ががらりと変わるかもしれません。 「そんなのあり?」というような、強引なやり方や制度も登場するでしょう。「統制」や「管理」が強まるかもしれません。それに対する「反抗」も生まれるでしょう。 その意味で、今年はとてもストレスの多い年となります。感情的になることなく、クールに、知的に対応しましょう。考えてみれば、不利なことも有利なことも、変化の中に混在しているはずです。 そして、こうした激変に対応できる人、組織、国家は、迷いなく一直線に進むことができますが、古い価値やシステムの中で安住する人は、立ち止まり、しだいに後退していきます。 前向きの思考ができ、自分を貫く人に栄光がもたらされます。情報を自由に操作し、波に乗ることが必要です。同じ志をもつ人と交流することも必要になります。 順応型、協調重視の人は、時に遅れをとることになるでしょう。伝統にすがっていて動かない人も、反省を強いられます。感情を抑え、情報を知的に処理していくことが必要な時です。古い価値観に拘泥するのはやめましょう。 たとえ風変わりな考え方でも、自分をはっきり主張する人が優位に立ちます。個性的で、ちょっとエキセントリックなところのある人が、むしろもてはやされるかもしれません。 新しい技術や思想への期待が高まり、そうしたブログや集会があちこちで開かれるでしょう。ことに水素エネルギーや常温融合といったエネルギー関連のテーマが、皆の関心を集めます。 ファッションの面では、豪奢なものより、シンプルで合理的な装いが人気となります。ツルンとした宇宙服のようなものが人気になるでしょう。カラーはブルーです。寒色系の抑制した色ですが、希望の色でもあります。 人気の女性のタイプは、どこか少年のような初々しさを残した女性。クールで知的、そしてオープンマインドな女性です。またそうした女性は、風変わりなファッションや発言で頑固で、古風な人たちに煙たがられるかもしれません。 そうした女性は、年上も年下も関係なく交際し、学歴や財産にこだわらず、時に外国人と結婚することでしょう。 昨年に続いて今年も、安心の基盤が脅かされ続けます。食や医療の安全、保険、財産保全、防衛上の安全が危機に瀕します。ただ、皆の関心がこうした分野に対して、ややシビアな見方をしすぎる面もあるのですが。 また、不況をなげくより、むしろ清貧の中でお金に囚われずに生きたい、という前向きの考え方が強まります。節約の仕方を語り合ったり、誇ったりするのが、ブームとなるかもしれません。 経済面では、深刻な不況が一年を覆いますが、次代を担う産業のリーダーが、じょじょに頭角を現します。企業のスリム化と統合は容赦なく行われ、弱小部門を切り捨てた、勝ち残れる分野に特化した企業経営が模索されていくことでしょう。こうした努力によって、年後半には徐々に景気に薄日が差し始めます。 国内政局は、「破局」と「変化」の年らしく、既存の政党はしだいに混迷の色を深め、解体のプロセスはさらに進行します。新しい政党が勃興し、覇を唱えて、合掌連合を模索します。思いがけない党派の組み合わせに、国民は変化の激しさを実感することでしょう。 海外に目を転じてみると、米国発の金融危機はさらに深刻さを増し、米国債や基軸通貨であるドルそのものへの不信任に進んでいきそうです。 これに対し、オバマ新大統領はあっと驚く対応を示す可能性があります。 一方、ユーロ、人民元も打撃は大きく、円の相対有利が大幅な円高を招くことになるでしょう。この場合、輸出企業に深刻な打撃を与えることになりますが、日本製品の優位性が円高をかなりの部分乗り越えます。 また一方で、円の国際化は否応なく推し進められ、アジアの統一通貨づくりも暗黙のうちに準備されていきます。円の基軸通貨化はまった無しです。 国際政治は、今年のテーマである「破局」と「変化」は、地勢学の面でも現れ、米国の単独覇権がじょじょに崩壊することによって、欧州、アジア、アラブ、ロシア、南米諸国といった各地域勢力が台頭し、リーグを組んでアメリカに対抗していくことでしょう。これが、国際政治面での多極化をますます押し進めていきます。 |
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2008年はどんな年?
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| 2008年は、ひと言と言えば「長距離走者の年」です。大きな目標に向かって、時には喘ぎながら、一歩一歩着実なストライドで走り続ける年というわけです。 といっても、辛いだけの一年というわけではもちろんありません。頑張った後で成果を手にした歓びは、グルメやファッションを楽しんだ束の間の快感とはまるで異質な深いものがあるはず。 また、ランナー・ハイという言葉があるように、ひたすら走ることで得られる充実感も、無視しがたいものがあります。 2008年は、こうしたストイックな喜びが、あなたを怠惰から立ち直らせ、あなた自身をパワーアップさせ、人生の階段をワンステップ上げてくれます。 また、こうした人生のリストラは避けて通れないこと。いつかは先のばしにすることなく、決然と実行しなければならないことです。 ただ、怠惰や贅沢に慣れきってしまった人には、ちょっと辛い面もあることは事実です。人生のさまざまな贅肉を、削ぎ落としていかなければならないからです。それには、時に大きな苦痛が伴います。 たとえば、広げすぎた仕事や趣味、人間関係を整理しなければならない人も出てくるでしょう。 衝動買いで膨らみすぎたローンやクレジットを、倹約によって縮小していく努力が必要になってくる人もいるでしょう。 自分の能力を過大に評価しすぎていた人は、より現実的になって、足元を固め、再出発しなければならないかもしれません。 また、自分以外の誰かに頼って、人生のほろ苦い面を拒否し、ぬるま湯につかっていた人は、自立に向かって一歩踏み出さなければならないでしょう。 これはキリギリス・タイプの人の場合。でも、こうした苦労を前向きに考え、人生のターゲットにするアリ・タイプ人は、今年はもっとお金を貯めたい、キャリアアップを図りたい、より高度な学歴を身に就けたい、と精力的に努力を傾けていくかもしれません。 そして、どちらのタイプにとっても、今年は良きにつけ、悪しきにつけ、タフな一年になるわけです。 こうした社会の風潮を反映して、古風で堅実なものが人気を集めることになります。 相撲や落語、歌舞伎や能・狂言といった伝統芸能が見直され、演歌や時代小説が再評価されるかもしれません。日本食や日本酒がお洒落に衣替えして、話題を呼ぶことでしょう。江戸文化は、ますまず現代の感性の中に甦り、溶け込んでいきます。 人気を博する女性のタイプは、たゆまぬ努力で地位を築きあげた実力派や、大人のムードも放つちょっと硬質でセクシーなタイプ。全体に若い女性よりも年長の、頼れる姐御タイプとなります。 ファッションは、全体にトラッド指向で、たとえばテイラードのジャケットに金属ボタン、細身のパンツにブーツといったきっちりしたファッションが見直されます。また、和風ブームから、キモノの新しい着こなし方も模索されることでしょう。ちょっと厚着でタフな印象のアウトドア・ファョションも大人気です。 目を政治・経済面に転じてみましょう。まず経済面は、目先の利益より安定成長を重視して、華々しいベンチャー企業よりも、重厚長大の伝統型産業が再評価されます。 また、学生の人気リクルート先も、こうした大企業や半官半民の企業、公務員となるでしょう。 世界経済は、米国のリスキーな金融商品が震源となり、だいぶ雲行きが怪しくなってきましたが、日本経済に限ってみれば、「思ったより堅実」に推移しそうです。 中国やインドなど、発展途上国の急速な経済発展が、米国発の信用収縮をかなりカバーし、対米輸出の急激な落ち込みと円高のダメージを相殺することになるからです。 また円高も、ドル以外の通貨にはバランスがとれており、円高ショックはかなり緩和されることでしょう。 とはいえ、輸出の落ち込みはそれなりにありそうですが、国内産業の保護を旗印に公共投資が活発化し、内需拡大によって輸出の減少をある程度カバーしそう。 ただし、個人消費は倹約マインドの徹底により、大幅な低迷は避けられません。小売りやサービス業は、そうとうの我慢を強いられそう。 株価は、米国経済の下降や急激な円高が影響し、調整を余儀なくされますが、比較割安感と国際金融資本の日本市場への移動から、長期的な日本買いのスタンスはまだまだ続きそうで、本格調整は少なくとも秋口まではないでしょう。 財政再建は待ったなしです。国家の借金を再構築する大胆な政策が矢継ぎ早に打ち出されるかもしれません。 増税や年金改革、国債の見直しなども、そこまで国家財政が厳しいなら、と国民は嫌々ながら納得せざるをえない状況となります。 それだけに、公務員や企業のモラルに、国民から厳しい目が向けられ、体質改善が求められるでしょう。 政治面では、福田内閣はモラルや違法問題からしだいにコントロール能力を失っていくことでしょう。民主党も同様で、派閥内部の対立からコントロール不能の状況に陥り、両党の自壊を経て政界再編は必然の流れとなっていきます。 外交面では、国内に米国への過度の依存を見直す自主独立の機運が高まり、国益保護の立場から、日本は米国や中国、ロシア、ECといった国々との関係再構築に動き始めます。 グローバルな視点に立てば、ここ数年は、十年単位、百年単位の大きな激動期にあり、各国間の力のバランスが崩れ、地勢学的な枠組みの変更が行われていきます。ことに、米国の動きには目が離せません。 |
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